ワンダーフォーゲル部

朝、起きた瞬間から酷暑。テントを畳んで、帰る準備を済ませてから、お湯を沸かします。

昨日の夜に準備しておいた、鶏ハーブと、焼いたウィンナーを挟んだホットドッグ、鉄観音茶、インスタント味噌汁。うめー!

 

重たいリュックを背負って、キャンプ場入り口まで徒歩6分、鉢形駅までは登り坂なので徒歩20分、目の前が霞むほどの暑さの中、せっせと歩いて戻ります。こんなことなら、学生のときにワンダーフォーゲル部に入って体を鍛えておけばよかった。ワンダーフォーゲル部のひとたちは、重たい荷物を背負って、学校の非常階段を上がったり降りたりしていたので、一体なぜあの部活に入ったのだろう?と不思議でなりませんでしたが、今ならわかる。来世はワンダーフォーゲル部に入ろうっと。爆睡しながら家に帰り、昼ごはんはサッポロ一番しおラーメンを食べます。TPは自分を奮い立たせて、洗濯ものを畳み、洗濯したものを干し、シャワーを浴びて、テントなどを広げて乾かしたりしています。汗だくのまま、ばっちいままの私は寝転んだまま。「テントで寝ると、やっぱり身体がバキバキになるよね」とTPが言うので「え?全然」と答えます。「好きなものへの全肯定がすごい・・・」とか言う声に反応できず、ひたすら昼寝。

晩ごはんはスーパーで買ってきたお惣菜と、冷蔵庫に入れておいた野菜、ネーブルネーブルの美味しいこと、身体の熱が全部、外に出ていくかのようです。さすがに熱々シャワーを浴びて、ばっちい人はスッキリきれいになって「やっぱりキャンプって、楽しいなー」などと振り返っています。