忍耐、我慢

これが、東京の太陽７０％を隠しているはずの日食の空。カラスがカーカー鳴き、ヘリコプターがバンバン飛んでいました。

全盲の母の記録―堀木文子の半生 (1980年)

涙、涙の主人公。突然トカラに帰って来た全盲の女性を、周りの人は金でもせびりに来たと思ったのでしょうか？警戒が強く、手放しで歓迎されていないよう。考えさせられました。

小林ハル―盲目の旅人

ゴゼ、小林ハルさんの語りに、腹の底から力が沸いてくるよう。自分がいかに忍耐や我慢を避けて暮らしているかが、浮き彫りになるような本。読書革命。いじめ抜かれても、利用され尽くしても、生きるために生きる人の姿は何の駆け引きもなくこちらを違う世界に連れ出してくれます。人より得をするために我慢しているのではない、ほんの少しの灯りを求めて損は承知で耐え抜く先の、尊いこと。その尊さだけが、人を輝かす証かのよう。

ディア・ドクター オリジナル・サウンドトラック

ＴＰに誘われて映画「ディア・ドクター」を観て来ました。大いなる矛盾をはらんだ社会を描く、矛盾の多い映画。観ている方はちょっと煙に巻かれてる？評価が高いのに、本当のものを受け取ることができませんでした。本当のもの、としか言いようの無いものに出会うことだけが、見る人にとっての楽しみなのに。
　　　　　　　　　
武蔵野館のキャンペーン用水槽。ヘラっぽい魚。　　クラブ「愛」店長自慢の巨大な犬たち。

一生に一度は、皆既日食を体験してみたい。本当に夜みたいになるのか！テレビで観た限りでは。