あくにん

monna88882010-11-14

早起きして映画「悪人」を観に行きました。ミスドから見たピカデリー。映画は期待していた熱が、色んな登場人物が出ることで薄まり、嘘っぽくなってしまった感じ。お休みの日に映画を観にくる人のことよりも、作者の押しが強いようで、何だか落ち込んでしまいます。



映画で凹まされたので、TPが検索して楽しみに連れて行ってくれた、新宿御苑前の中華屋さん「随園別館」での食事もテンションが上がらなかったものの、家に帰って思い返してみると、おいしかった!!水餃子と、あんかけ焼きそばと、小龍包。モチモチ、具沢山、老舗。ひとつの映画に引きずられるのは嫌だと、家に帰ってからも深呼吸を繰り返しました。


家に帰る前、氣分転換に立ち寄った喫茶店で、偶然!後ろの席のオバさまが「悪人」について話していました。深津絵里はいいんだけど、妻夫木くんがねぇ、ほら真面目だから殺人犯に見えないのよ、でもまぁ同じ監督のフラガールよりは、良い作品だったけど・・・TPと二人で目を丸くして、オバさまの話しに聞き入りました。悪人という小説の魅力は、出会い系にも格差があって、自分よりもモテナイ女にひどい態度をとっていることにありましたが、映画では劇的なシーンを野村芳太郎風にしていました。それでも、妻夫木君の目は、本物でした。