脳みそからダシが出そうなほど残業して、帰りの電車ではもう目も開けていられなくなりました。地下鉄のホームでは、盲人用の白杖をついた青年が、ゆっくりとホームの柱やエレベーター、凹みを確かめるように歩き回っていました。職場で、ある爆弾があるとして、その爆弾の存在を多くの人が認識しているとして、私はどうしようかと久しぶりに白目になって考えます。いつか必ず爆発する、それならばまだ被害の小さいうちに・・・でも私が爆発させなくても。でも。でも。
ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)
- 作者: ダグボイド,北山耕平,谷山大樹
- 出版社/メーカー: 平河出版社
- 発売日: 1991/01
- メディア: 単行本
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どうだろうな、と思いながらでもやっぱりそうかな、と思っていることがあります。もしかすると、あたし、パニック症状がほとんど治ったかも知れない。行き帰りの電車で、ボーーッとできるようになりました。そして、お仕事中のパソコンの前でも集中しています。それからランチのときも緊張しない。もしかすると、月イチランチや週イチランチに根気よく誘ってくださったSちゃんたちや、S君のお陰かも知れない。もしかしてもしかすると、本当に治っているかも知れません。丸5年、いえその前から考えると丸8年くらいかかった。いやもっと前、丸10年。もうしばらく、他人事のように経過を眺めてみます。