太く長く

下の階から上がって来た植物、キュウリ、ゴーヤ、カボチャと黄色い花のものを思いつくままにネットで検索すると、へちまが一番近いようです。どんな実がなるか楽しみ！

創作ノート 一枚のハガキ

新藤兼人監督、一枚のハガキ。映画館で観て来ました。４Ｂの鉛筆で最後まで間違いなく描きつけたような映画。フイルムで撮る画ってこんなに色鮮やかだったっけ？と思わされるほどのみずみずしさ。誰にも真似できない危ういユーモア。３歳児のような、にごりの無い視点でトリップ。日本でなければ拍手喝采が起こるような１本でした。

今日は先輩友人とメールを交わしました。時を経て再開した交流、心の底にセロファンのようにちゃんと根がはっている感覚を得ます。ギャラリーのはしご、とあるのを見て本当に写真が好きなんだなと思いました。

それから友人たちの顔をひとりずつ思い、並べて、ニヤニヤしたりしました。全部が真っ白な頭蓋骨。どの頭も純粋で、ひとりで泣きそうになります。朝早くに母からの電話で叩き起こされたので、余計に一日が長く貴重なものになる。アン・タイラーの新刊を読み込んで、ＴＰとも一枚のハガキから受けた感動を、競うようにお喋りし続けて。水曜日のおやすみは私の命をつなぐ一日。そんなはかないようなことを言いながらもきっと太く長く生きる運命です。