目の前のこと

monna88882011-11-11

あんかけ焼きそば。今日は何てことなかったのです。朝起きると、果てなき自己嫌悪、消え入りたいという思い。耳も聞こえづらくて。それでも、鏡を見るとよし、今日は急ぎの仕事もたっぷりあるし、行ってみるかと出勤しました。


食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (RHブックス・プラス)

食べて祈って恋をして、また読み返しています。主人公の集中できない苦しみの中の怒りが、通勤電車の私の心境とビタッと一致した瞬間、同じように道を歩むことができた時間がおとずれました。そうだ、いつでも私の中に、私の側に、平穏な世界は同居している、いつだって、そう思うと仕事も淡々と、コツコツと焦らずにこなすことができた。それだけで、幸せが抱き慣れたぬいぐるみのように寄り添ってくれました。この本は、少し幸せを見失っている人なら、全員に読んで欲しい本です!


自分の周りのことばっかりで、あたしゃ社会の落伍者だよと涙がこぼれそうな日が続いたけれど、耳を傾けてみると他でもタフなやりとりが聞こえてきます。遅刻する人や頼みを交わす人、ごまかし、自分を大きく見せる人。立ち入らずとも、私は私の責任でもって、今の環境を丸ごと私が選択したものだと、それでも平穏さは隣りにいてくれるんだと感じることができた一日でした。いつも小さなことで傷ついているけれど結局は図太い。ギリシャ時代からあるという苦悩。


さ、来週はどうやって生き延びようか。胸に希望を持って、期待を洗濯して、ただ全てを受け入れて生きることができたら最高です。目の前のことだけ見ていると何とかなるもんだ、しかかり業務がほとんど終わった、コツコツやるって一番の道だなと発見がありました。風邪なんて、この身体の一部なんだ。今日は身体に向けて、ありがとう、ごめんね、許してねと言いました。もっと伝えなければ、まだまだ許してくれないようです。