脳内会話

monna88882015-01-28

朝起きてすぐに、神谷正一さんという方が作った益子焼のマグカップをお湯で温めてから、ひとり分のコーヒーを入れてみました。これこれ、これがやりたかったんだ。あたしは煎茶でもコーヒーでも濃いめが好き。この世にいらっしゃるときには存じ上げなかった方に、ちょっとご挨拶するような氣持ちでゆっくり飲みます。しあわせ。

午後から電車に乗って新宿南口の紀伊国屋で本を買って、町田屋でラーメンを食べます。定休日のひとり遊び、至福のコース。早速カウンターでラーメンができあがるのを待ちながら、買ったばかりの本を読みます。

たまきはる

たまきはる

たまきはる。前作が12年前だとは!のたうちまわるほど真剣に生きている人。色んな別れと恋心とその先に見えた世界が描いてありました。ラーメン屋でお隣りの夫婦が店内を見渡して会話、な、ピカピカだろう?隅々まで磨き上げて感心しちゃうよーと旦那さんが言って奥さんが本当にキレイとうなずいています。そうでしょう?私もそう思っているんですよ、だからここが好きなんです、とは言えずに黙って麺をすすります。

ビックカメラに寄って、MacBookをなでなでしてから帰ります。いつか家にもおいでよ〜と声をかけて。行きつけのスーパーが一軒、近々閉店することがわかりました。買い物をした帰り道、氣がついたら泣いていました。そんなにこのスーパーを好きだったとは。びっくり。