夏休み3日め。TPもお休み。先日、TPが誘ってくれたけれど氣が乗らなかったのでひとりで観に行ってもらった映画、何かと話題になっているし、仕方ない観とくか、と観に行ってみます。TPは2回めなのに付き合ってくれてありがたいことです。「カメラを止めるな」。想像していたよりも、ずっと真面目な映画、これを低予算で作り上げたってすごいなーと思いながら観ます。
電車に乗って、最近TPが散歩しながら見つけたという有名な餃子屋へ行ってみます。
お堀端の桜の木の割れ目が、風が吹くたびにギー、ギギー、ギギー、ギーと鳴くので恐ろしくなります。そのうちにバキッと割れそうなほどの鳴き声。
四谷まで歩いて、暑いので途中でお茶して、迎賓館へ。入場料1500円を払って、豪華な内装を堪能します。和洋折衷だからか、西洋の豪華絢爛さとは違ってしっとりと身体になじむ美しさ。説明係の腕章をつけている方に「ホコリひとつ無いようですけど、お掃除はどうされているんですか?」と尋ねると、ちょっと戸惑ったような顔の後で「あの・・・床は毎日、お掃除しています。シャンデリアなんかは、数年に一度、全部分解して超音波で洗っているそうです」と教えてもらって満足。庭を歩きながらTPと朝観た映画の感想もお喋りします。テレビで芸能人たちが大笑いしたとか、映画館中が大爆笑とか言っていたのに私はそれほど笑えなかった。何でかいな?後半最初の、再現ドラマの撮影シーンは面白かったね。でも確かにラジオの時間にそっくりやった。音楽がダサ・・・尖った感じにしてほしかった。何で最初に、あの構成を使って映画を撮ってもいいですか?と許可を取らんかったとかいな、不思議。などと。
一度家に戻ってから夜、前職のひとたちの小さな飲み会。電車に乗ってでかけます。最初は十数人の集まりでしたがだんだんと、数年経ったら昨日は4人でした。それがまたいい、思いがけないひとの優しさや、思いがけない毒、相変わらずの面白さなど深みを感じられます。また次開催されたら行きたい。いい飲み会。6日間の夏休みも、前半戦は終了です。