「暮しの手帖」って、どういうわけか、時々、買って読みたくなります。
私が最初にこの雑誌に出会ったのは、学生の頃。図書館で見つけた、古めかしい雑誌に、夢中になったのです。初号から借りて、次々と読んでは、まだ発行されていると知って驚いたっけ。広告が一切無い雑誌が存在するということが、次々とページをめくった要因だったのだと、今ならわかります。
その中で出てきた、コシノ家のキュウリの浅漬、真似して作ったら適当に作ったものだから、塩っぱいったらない、舌がしびれるとはこのこと。
そんなことより、まさかまさかの、J先輩から宅配便が届いて、私はうれしい。開けてみて、天までのぼるような心持ちに。「秋田のなまはげ館で買いすぎて 手付かずで、このまま永眠しそうな いぶりがっことエコバッグ←どちらもちゃんと人を選ぶ..」と、笑ってくれるかなと思い付いてしまったから送ってくれたと書いてくれていて、あははっと笑って、やがてうっとりします。
「秋田伝承地域特産品 いぶりの里のいぶりがっこ(大根)は、生産者が手作りで一貫して作り上げた秋田の伝統的なお漬物です。雪国秋田の昔ながらの味を大切にし漬け込みました。飯の友、酒の友としてご賞味下さい。」
(どうしてJさんったら、私がナマハゲに憧れを抱いていること、知ってたんだろう?)
今日もTPは何やら書物をしているので、ささっとそうめんランチ。
TPは「あと何枚」とか「展開が」とか熱に浮かされるように、書いて、書いて、書き続けています。ふぅ。私は、昼寝を何度かして、寝たり置きたり。晩ごはんは、J便の「生野菜を美味しく食べられる」というドレッシングをかけて、豚しゃぶサラダです。健康的、そして、ドレッシングは、たしかに旨い!!!
あー、お陰で今日の寝たり起きたり突然発火したような夫と会話すらできなくなったりの、不思議な一日をしあわせに送ることができた。ありがとうございます。J先輩が、心配している秋田のご友人にも、夜空に向かって「間接的にお知り合いになれてうれしいです」とお礼を言います。