病人だらけ

平日の定休日。朝起きると生理、びっくりするほどの。あわててシーツを洗濯します。どうしたんでしょう?畳の上に布団で眠ったら、身体のリズムが整ったのでしょうか?歩いて一番近い薬局(大型店舗)へ。開店まであと5分。大通り沿いならではの、ドライブスルーのあるスタバに立ち寄って、コーヒーを買って、薬局に戻って、買い物を済ませます。

家に帰るとびっくり!母(モンスター)が、まだ9時だというのに、もう4連泊の大旅行から戻ってきています。ひっ!

「おかえり、早かったね」と声をかけても無視。Mちゃんの勤める家具店で買った安楽椅子を倒して寝転んだまま、LINEしっぱなし。「ただいまー」と声をかけても無視。前に周って、足をさすって「お、か、え、り」と大きい声で言うと「(ガラガラ声で)がぜひいだー(風邪引いた?)」と言って、ようやくモンスターは起き上がりました。

「朝ごはんも食べんで帰って来た」「きつーい」と言っています。熱を計ると、37.5度。コロナじゃないかな?とにかく、ベッドで寝たら?と言っても、安楽椅子に座りっぱなし。放っておこう。私は、家中に掃除機をかけたり、昨夜、ひとりだったものだから発狂してトイレの敷物(コルク?ジグソーパズルみたいな、厚みのあるふわふわしたもの)が重なって折れ曲がっているものをハサミで切って、敷き直したりしていたことを思い出し、ゴソゴソと片付けをしています。

トイレに行った母が「あ、これ、やってくれた?ありがとう」と言っています。

昼、母がふくちゃんラーメンに行こうと言うので、一緒に。本当なら昨日、Mちゃんと行こうと思っていたのに、母がこないだお土産をもらったけん、お返しを持って行くとこの日に決めていたので。

30分ほど待って、注文する時に母が「チャーシュー麺」と言うので「えっ?ワンタン麺やないと?」と聞くと「あ、間違えた」と、壁に貼ってあるチャーシュー麺をそのまま読んでしまったらしい、おそろしい。私は「ワンタン」を注文します。届いてみると、母は食欲ないのか、私の丼に麺を半分ほど入れてきます。「ちょうどいい量やね?これからは、こうやって注文しようね、お母さんと私で、ワンタン麺と、ワンタン、半分ずつしよう」母は無事、4連泊の温泉旅行で買ってきたお土産を、ラーメン屋さんに渡して「娘さんが帰ってきたの?」などと言われています。

 

午後、母は「しんどい」とようやくベッドへ。洗濯したり、掃除したりしながら、母の様子を見に行くと、とっても苦しそう。熱を計ってみると、39.4度。ん?高すぎないか?母は体温計のピピッが聞こえないと言います。もう一度計ると、39,3度。「あ、下がった」と喜ぶ母。母の携帯で、かかりつけ医に電話してみましたが、今日は受付時間終了とのこと、救急病院を教えてもらって電話すると、夜19時30分から直接来てくれとのこと。ノートパソコンで情報を検索しようとすると、ものすごく重たい。どうやら、私がいつもの癖でうっかり昨日、OS更新のダウンロードをしたから、レンタルWifiの容量が限界を超えたらしい。詰んだな。

そこから、母のスマホで即日Wifiレンタルできるところを検索し、地下鉄に乗って向かいます。明日も在宅勤務だから。

あぁ。いくら地元とはいえ。福岡の街は、変化しすぎていて。もう、おのぼりさんです。「警固神社は、どこですか?」などと誰に尋ねることもできません。

あんなに何百回もバスで降りて、歩いた道なのに。福岡で暮らしていたときに、いかに自分が何も見ていなかったかが、よーーくわかった。今なら、地図を頭に入れて歩くのに。

何とかたどり着いて無事、Wifiを借りて(とってもいいお店、また今度帰省したら、ここで借りよう)、最新式だったのでうれしくなります。また地下鉄に乗って帰ると、母は眠っています。発熱して。麦茶を持って行って飲ませようとすると、うぁーっと私が居ることに驚き、びっくりしたー、ありがとうと麦茶を飲んでいます。もう今日は病院へ行く元気もなさそうなので、そのまま寝かせます。

夜、TPとオンライン会議。まさかのTPも風邪で発熱していると言います。可哀想。「でも、こうやって、パソコンで会っとったら、離れとうって感じせんね」などとかわいいことを言っています。あっちもこっちも、病人だらけ。