ショーン・ペン監督「イントゥ・ザ・ワイルド」これに尽きます。我が家は監督としてもショーン・ペンファンですが、TPから何度誘われても、バテぎみの心と身体が重くて、なかなか腰が上がりませんでした。それが、映画が始まった途端、いや始まる前から、何だかもの凄いものを体験する予感に満ちていました。
主人公クリスの青さが、私の青さを刺激し、昇華してくれます。
映画を超えた映画、心に猛獣を飼っている人なら誰でも、このメッセージを隅々まで味わい、泣くことすら忘れて、DVDで観直そうとも思えないでしょう、それほど大きい映画。そして長い。この長さが、一生忘れられない作品にしています。ペン家の弟、クリスもあの世で胸が打ち震えていると思います。
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ショーン・ペンの映画体験後、新宿の景色が全く違って見えました。