72年製、グラン・トリノ

monna88882009-04-25

歌舞伎町へ向かう途中で、今日観る映画が「グラン・トリノ」だとわかりました。「フロスト×ニクソン」を観るとばっかり、勘違いしていたのです。意気揚々と映画館へ入ると、初日、初回、大入り満員、8割が中高年。それぞれがシンシンと館内に向かう姿に、なぜか胸が打たれます。映画が流れる間、クスクス、あははと笑っているうちに、やがてうねりとなって、ラストのテロップでは、映画館に魔力が働いたかのような、浄化が・・・好意的な雰囲氣で体験できたことは幸せです。帰宅後、ネットではヤフーレビューがグングン追加されていました。今日の雨空すら、この映画を印象深くするよう。隣りのおじさんと、涙ふき合戦でした。


福岡に帰省した父が戻ってきたので、再び新宿へ出て、食事をしました。まだまだ父が東京にいることに馴れず、TPなど細かく会う場所や行く店をネット検索して、つつがなく、穏便に過ごせるように計画を完璧に立てます。父は、予定を入れすぎて疲れたと、体調が悪そう。突然、お前がそげん髪が長かったとは知らんかった、と言ったり。

ばいばーい、と手を振って、京王デパートで回転焼きを買いました。


グラン・トリノの、少女は目に焼き付くほどの魅力。パンフレットを隅から隅まで、読んで、写真を撮ったので、載せます。