前髪１センチ

朝イチで六本木へ。今朝はこの街とチューニングを合わせるのは難しく、私の中の意地悪さがポッポと吹き上がって自分でも参っちゃう。待てど暮らせど自分の頼んだものが来ない売店で、大きなコーラを眺めておさめどころを探します。

ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]

ドラゴンタトゥーの女。右隣に座った見知らぬ人と波長がバッティングして、お互いにモゾモゾと居心地悪くビリビリしながら観ました。確か本も読んだけれど陰鬱で最後の方は忘れてしまったっけ。ミカエルの上品なセクシーさと、リスベットちゃんのこの世のものとは思えない美しさは、ストーリーがどうでもよくなるほど。カメラを観客の目だとすると、目線の角度が絶妙に心地よいのが驚き。前髪を１センチにして、眉毛をブリーチしたくなる映画です。

昼ごはんを食べていると、どういうわけかあくびが止まらなくなりました。そうだ、昨日の夜は読書を止められなくて、６時間しか眠っていないんだった。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。Ｒさんおすすめの本、想像力豊かな少年が主人公ですが、そのひとつひとつにへぇーとかはぁーとかちょうど良い感心を持ちながら読み耽ります。何より、おばあちゃんとおじいちゃんのエピソード、自分のことを好きではない人を愛する切なさがここまで完璧に表現されるなんて。読み終わってウッと本を抱きしめました。よくこの複雑な世界をまた違う形で映画にしたものだなぁ。

あべちゃん 麻布十番店

昼ご飯の後で麻布十番商店街を散歩していると焼き鳥の美味しそうな店が！つくねには爽やかな何かが入っているし、鶏皮もプリプリ、こんな店が近所にあると天国だな。今日は２本で腹いっぱいだけど、またいつか来るぜ！そんな焼き鳥屋さんでした。

寒いし、雨だしと、家に帰って昼寝をすると、起きたら３月１１日の朝でした。あら？指を折って数えると１３時間も寝ている。１３時間の間に空を飛んだり、どこかをさまよったり、お勤め先で働いていたり、リスベットになったりしたっけ。カップラーメンの空き容器を見て、ＴＰ、起こさずにいてくれてありがとうと思いました。