鉄のフライパンで、３〜４センチ幅に切った清潔な豚バラ肉を、ジュウッと焼き付けます。みるみる湧き出て来る油。このラードは別の炒め物に使いましょう。鍋にみりん、酒、醤油、酢を入れてコトコトと煮込んで一晩置くと、またラードがたっぷり浮き上がっています。これもすくいとって別の炒め物に使いましょう。豚の角煮は、小皿に３切れほどが適量のようで、丼にゆで卵も一緒にたっぷり盛ってお腹へ呼び込むと、突然箸が動かなくなります。カロリー！
さあ、風呂を洗おうと残り湯を抜いてみると柄付きスポンジがありません。そっか、使い古しの風呂用スポンジを、ベランダ掃除に再利用すればきっと洗い心地が良いだろうと、夜中のテンションで持ち出したんだったっけ。冬の汚れをたっぷり吸ったスポンジ・・・夜、自転車でスーパーまで新しい風呂スポンジを買いに行きました。ついでにトイレスポンジも、新しいフライ返しも買ってみます。
おむすび３つはさすがに多かった！お腹がはち切れそう。買い出しからの一連の流れ、次から次へ考え無しに自転車を漕いで帰ると、何故か自分が母親にとてつもなく似ていると氣づき、変な氣持ちになりました。母は今、父方の祖母が暮らすマンションが氣に入ったから、祖母が死んだらここに移ろうよ！福岡の家を売って引っ越そうよ！と無邪氣に言っているようです。父いわく、福岡の実家は私が勝手に「お父さんの年収は？」と聞いて不動産屋さんを呼んで、勝手に決めて建てた家らしい。今は母が好き勝手なことを言っているよと笑って教えてくれます。暴れん坊のイジケチンピラも、今ではすっかりお地蔵さんのようなオジさんに。年月って、すごいものですね！寝ている父を見ては「よし、こいつの首に紐を巻いて一緒に引っ張ろう」と母がよく言っていたけれど、半分本氣で半分冗談だと子供心によくわかっていたっけね〜などと思い出したりしました。
