早起きしてレンタカーを借りて新宿駅西口に向かいます。TP、どうしても日光に行きたいという父のためにお休みを交換してくれました、久しぶりの運転でドキドキ、父の希望で日光までの日帰りドライブです。ご先祖様を調べてくれた父の友人が、何度も父に「門ちゃん、あんたは日光に行かないかんよ」と言ってくれたからとのこと。徳川幕府では江戸城の正門から入っとった、日光は深い関わりがあるけんちゃんとお参りしとかんと、と何度も言ってくれたそう。ご先祖様のお導きも何も、あたしもTPも何度も行ったことのある日光・・・確かに縁があるのかも知れません。
あの山は何かしら?久しぶりのドライブはどこを見ても何を見てもうっとりとします。お猿たちは人生を語ってくれています。TPは崖っぷち猿が一番氣に入ったと写真に撮っていました。母は弟夫婦の仲違いを心配して、嫁には見ざる、弟には言わざるのお守りを買っています。他にも北島康介の実家のメンチカツサンド、破魔矢の置物を3本、三猿のキーホルダーやら何やら、色々と買い続けています。父いわく「お前の財布は何か、開きっぱなしやな」とあきれ顔。父も母もバラバラに動くのでTPも私もバラバラに警備員のごとく位置関係を確かめ合いながら。観光どころではない!東照宮の正面は江戸城の正門に向かっているというパワースポットにも立って、ご先祖様に「色々とありがとうございます」と祈りを捧げました。
明治の館、という西洋料理のレストランでロールキャベツ、海老フライ、タンシチュー、ハンバーグなどを取って食べます。TPにはとにかく肉だと、ステーキのコース。新緑の鮮やかなお庭を眺めながらの贅沢なランチは、この世のものとは思えないほどの時間でした。出て来るまで時間のかかること!いろは坂を上って華厳の滝で大量の水しぶきを浴びながら感激します。来て良かったねーと言いながら帰宅。TPが父のマンションまで送ってくれて、ゴメンネ、ありがとうね!とお別れ。私は父と母に誘われて父の単身赴任先に泊まらされました。帰るなり母は下着になってゴロン。「あたしたちはテレビ見るから、お父さんはあっちの部屋で寝てね」と朝から言っていたようで、父は隣りの部屋で寝ていました。二人とも寝る前に湿布を貼ったりしているので、60代ってのは本当に老人に近づくんだな、感心しながら二人の様子を見ていました。