脱セレブ

monna88882013-01-25

昼休み、よし歩こうと赤坂の街を歩きました。道端にお嬢さんのファーが拾われていました。どういうわけか3ヶ月ほどタリーズやらスタバやらでコーヒーを買って出勤するという生活を送り続け、すっかりセレブに落ちぶれたかと危ぶんでいましたが、ごそごそと部屋を片付けるうちにハッとなってまた朝に自前のコーヒーを煎れて持参するという地に足のついた現在。一日380円でその日のテンションを上げる必要がなくなったのでしょうか。水筒を持参すると見失っていた自分を取り戻すような感覚があります。


レバノン [DVD]

レバノン [DVD]

ほとんどのシーンが戦車の中目線というDVD、レバノン。見るべき映画がまたひとつ増えました。戦争に行く人は遠い世界の戦争に行きそうな人じゃなくて、戦争に行きたくない人がたくさんいるんだと改めて感じさせてくれます。新しい風が吹いている、上質な映画でした。


痺れる

痺れる

沼田まほかる。痺れる。しびれるって漢字で書けますか?図書館でたまたま借りた短編集は、2話目からグイグイッとギアチェンジしてめちゃくちゃ面白かったし、一編ごとにため息をつくような、ほんの少し向田邦子要素のある、絶品小説でした。何度か読み返してみたい。女心半端ないので嬉しくて表紙をなでました。


今日は向かいの席のJさんが隣りの席の、もうすぐ転職D君の髪型を見て爆笑していました。ソフトクリームみたいだった。それから左肩の方の取り締まる役目の人も、一日中、自分で言ったことに自分で受けて大笑いしている、その大笑いってものは本当に癒しの効果がある、あらためて芯から感じます。人の笑い声ってすごい、胸の中の鈴を鳴らしてくれるほどの力があるんだなー、私もこれから一生、大笑いするためだけに生きよう。ソフトクリーム。