上げて下げて

monna88882013-11-17

TPママの誕生日を、うっかり失念していました。あわてて京王デパートに買い物へ行きます。TPとケンカしながら選んだものは、サッと羽織れるホームウェア。中はピンクでとっても軽く、丈も腰まであるのでホカホカです。毎回、両親の誕生日プレゼントを選ぶときには必ずTPとケンカになります。使わなくたっていい、思いを込めて喜んでもらえたらいいし、送る方も頑張っていいものを選んだ!という楽しみに至るまでのケンケンガクガク。今のところ、バチバチを火花を散らしながらも最終的にはお互いが納得したものを送ることができています。


新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 不祥事 (講談社文庫)

不祥事。TPがラーメン屋の行列待ち対策で買ったという文庫本、裏表紙を見て私にピッタリと思ったと読み上げていました。『ベテラン女子行員はコストだよ__そう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手ホープの"狂咲"こと花咲舞。トラブルを抱えた支店を回って業務改善を指導する花咲は、事務と人間観察の名手。歯に衣着せぬ言動で、歪んだモラルと因習に支配されたメガバンクを蹴り上げる!』ね、お前、絶対これに食いつくと思ったと!嬉しそうに言っています。厚かましいとは思えど志は同じ。現状の活躍と結果、その過程がもっとチキン、そして若手じゃないところが一番異なるところ!横取りして夢中になりました。朝起きてから、行きの地下鉄、京王デパートのエスカレーターでも読み続けていると、TPが「そろそろ止めたら?」と言ったのでカッとなります。せっかく面白く読んでいるところに水を差されたと思ったのでしょうか。カッとした後でしばらくしてからドーンと落ち込んでいるのを見兼ねたようで「そうだ、家に帰ったら、お互いにいらないものを捨てよう」と号令をかけています。このところ私の落ち込みが激しいので、そういうときは家を片付けようと言うと私が喜ぶと思ってのことらしい。TPが片付けていない部分もずっと頭に来ていたのでそう言ったのでしょう。昼過ぎから夕方までかけて、ゴミ袋8つ。上がったり下がったりまた上がったり。ちょっと自分でもその上り下がりに飽きてきました。