お米が残り少なくなってくると、何とも知れないさみしい感じです。ササニシキを選んで買うようになってから、TPのアトピーが今では全くと言っていいほど症状が出なくなったけれど、ササニシキは近所のスーパーやお米屋さんではなかなか売っていません。ネットで検索すると腸にへばりつかないようなことを書いてありますが、どうかな?ネットで注文すれば探すのに苦労しないけれど、何となくお米をワンクリック注文する氣分になれません。お米って特別なものなのでしょうか。
家族の歌。先日、たまたま旦那さんの書いたエッセイを手にとって、今日は本屋でこの文庫を買いました。鮮やかに、時計の秒針が動き出したかのような感覚。一刻いっこくが胸に迫って。お昼休みから帰り道、それから電車の待ち時間や晩ご飯の準備の前に読み続けます。目の玉と胸の奥がつながったように潮が満ちてひいて行きました。子どもの頃を思うと、家族ががんばって家族になろうとしていたこと、全面肯定したくなる本。
週2〜3で着ては洗濯を繰り返していたユニクロの麻のシャツが、襟の一番高いところが破れてきたので捨てました。ボタンの見返しが縫ってないタイプだったから、ホコリもたまって黒ずんで見えたっけ。ほころび始めたことに氣づいてからも1ヶ月はそのまま着続けたけれど。麻のシャツがこんなに着心地が良いものだとはこれまで知らなかった、破れた麻シャツは「もういいよ」と言っているような顔に見えました。
晩ご飯は北海道のカボチャと手羽先のカレー粉カレー。カボチャと向き合うときは、流血事件にならないように細心の注意を払うこと。大丈夫と思っても布巾をつかって手元がすべらないようにすること。左中指のザックリ傷はなかったことにして忘れてみても、一週間たってまだ痛い。それより、はっと思い出して、昨日からぬか漬けの人だったとあわててかき混ぜます。明日もかき混ぜ、捨て漬けキャベツを絞って、ピチャピチャすること。