辞めるとか言いながらしれーっと会議に参加したりお客さんと来月に会う約束をしたり、まるで自分が辞めると言っていないかのように過ごしました。あら?辞めるんじゃなかったっけ?とは誰からも指摘されずに、そっと一日は過ぎて行きます。送別ランチに誘って下さった方に涙目で返信をします。いろいろ考えて辞めるのを延期しましたなどと…すぐさま穴を掘って潜り込みたい!帰り道、地下鉄の駅から出るとゾゾゾーッとするほどのバラ色夕焼けが広がっていました。何人かが足を止めて写真を撮っています。
- 作者: 田原総一朗
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考えながら先に進みたいとしても。辞めると言う人に辞めないで一緒にもう少し、必要としているから一緒にあとちょっとがんばらない?と言いたくて少し言ったり、言えずにいたりしました。どっち目線!?私の中身を覗いてみると、自分の思いで何かを変えられると思っているときはがんばりたいとき、自分の思いが重たくて恥ずかしくなったときは辞めたいとき。誰かから否定されたり、流されたりしていると、自分の考えが甘くて軽くて古いと感じるのです。でもこの感じ方のお陰で得ることも大きいから、どこかで大切にしているのでしょう。後生大事に、あたしを。捨てなくても良いものがあると思いました。このままでしばらくは、大丈夫です。