溜めていたお喋り

monna88882014-11-24

本を読みながらゴロゴロ、ゴロゴロ。TPが「何か美味しい餃子があるって」とか「渋谷で面白そうな映画が、門ちゃんが嫌いなルートじゃなくて反対側の方」とか「回転寿司は?」「DVD借りて来よっか?」などと氣を配ってくれているのでしょうか。それでも久しぶりに小説を読みたくなったので、本屋までならと重たい身体を引きずるように出発してみると、外の空氣はやっぱり家の中と違っていて、すーっと鼻が通り抜けるよう。紀伊国屋書店の地下で焼きそばを食べます。おめあての新刊本を買って、さ帰ろうと言うと、お茶せん?と言うのでお茶をしました。TPに、昨日無償休日出勤したときの光景は一生覚えているだろうこと、次のおつとめさきへの不安、引継が終わらないことで私の狂氣じみた焦りの感じなどを話します。


ミナトのせがれ―The digest of my life

ミナトのせがれ―The digest of my life

ミナトのせがれ。後ろの席のおじさんが貸してくれた本。また山◯組が出てきます。いつからあたしはそんなキャラになっているんだろ?面白くて夢中で読みました。


「君の椅子」ものがたり

「君の椅子」ものがたり

「君の椅子」ものがたり。図書館の新刊本コーナーで借りました。新生児に椅子を送っている街のものがたりは、東日本の大震災の日に生まれたこどもの数を調べていました。あちこちの街で何人もいたんだ。椅子を送られた人は、生まれて初めて、おめでとうって言ってもらえたと涙ぐんでいたそう。充実したルポでした。


つるとはな

つるとはな

つるとはな。Amazonでおすすめされた本は、本当におすすめされたかった本、須賀敦子の直筆の手紙の、ボキャブラリーの豊富さと、胸にグッと詰まる感じと、苦しさと軽さ、全部がはちきれそう。クウネルそっくりなのに、雑誌広告が激減しているだけでも、昭和な香り、中高年の見知らぬ人たちが少し背を曲げて登場していることが生きるって!とキラキラしています。


ドミトリーともきんす

ドミトリーともきんす

ドミトリーともきんす。どーも、とも子です。きん子です。化学の本についての本です。後書きが素敵です。どーも!


TPは散歩に出る道、焼きそばを食べるとき、お茶して散歩をして帰るとき、帰ってから私が風呂に入ってもなおドアを開けてきてまでお喋りし続けています。職場のことやら、街でみかけたことやら、子どもの頃の思い出や通りすがりの人から言われたこと、お客さんと会話したことなど何時間も。このところ私は残業で夜も遅いし、帰ってきてもぐったりとしていたので、お喋りの発散場所が無かったのでしょうか。喋りながら途中でウトウトと目を瞑ったり、肘がズルッとなってもなおお喋りをし続けていました。嬉しそう。そんなにお喋りしたいことを溜めていただなんて。お客さんから28才くらいでしょ?と言われたと白々しい恥じらいっぷりで報告していたっけ。喋りぃ喋りぃ、どれだけでも喋っていいよと言いました。私ももう寝るし。グウグウ、グウ子です。