ふたり、ふたつの写真

monna88882014-11-30

風邪が長引いて調子が出ないまま、部屋が散らかってきたので少しずつ片づけてみました。三平ストアーで一種類しかなかった霧吹きを片手に、さらし布でコツコツと掃除をします。この霧吹き、すっごくダサくいけどすっごい優秀!中のホースにおもりがついていて、傾けてもちゃんと最後まで霧が出るのです。


弟から、口を開けて眠っているばあちゃんの写真がメールで送られてきました。死人みたい。今日はぐっすり寝てました、とのこと。ありがとうとお礼を返すと、今度はもうひとりのお婆ちゃんの目を半分閉じた写真が送られてきます。プッと吹き出して年寄りで遊んではいけないと思いつつ、母方のばあちゃん、父方のおばあちゃんふたりの写真を何分も眺め続けます。2日連続で片道2時間の距離を、下関まで通ってくれたんだな。二度のリコンで揉めに揉めた弟は、家族の信頼を取り戻そうとしているのかこのところずっと健氣なよう。子どもの頃は、父方の祖母が母方の祖母に意地悪をしていたけれど、この頃は「あちらの方が生活力があるじゃん」などと尊敬しているよう。私と弟は母方のばあちゃんとは仲がよく、父方のおばあちゃんちに泊まらされるときは、孤児のように絶望した氣持ちになっていたっけ。向こうもすごく迷惑そうな顔で晩ご飯は薄焼き卵一枚の日もありました。母方のばあちゃんは氣が強く、10代の頃は何回も喧嘩したっけ。それが今ではどちらも親友、大切な人。ばあちゃんの肺がよくなりますように。神様。