新宿南口、純喫茶

冷蔵庫の横があまりにも熱いので、磁石でくっつけるふきん掛けを設置しました。あっと言う間に乾いてしまいます。やっと夜になったら涼しくなる季節が来ました。午前中に温存した体力を、午後になって新宿南口まで出かけます。ＴＰを映画本コーナーに置いておいて、私は文庫から新刊本、料理本や女性作家の単行本コーナーをめぐって、雑誌に◯をつけていた本を見つけて喜んで買います。

?島屋からすぐ近く、明治通沿いのビルの１階にある喫茶店に入りました。入り口からはドアだけが見えている造り、中へ初めて入ってみると、そこは純喫茶でした。サイフォンで煎れるコーヒーの美味しいこと！お店の中央には作家の行きつけの喫茶店みたいなタイトルのとんぼ本みたいな本が置いてあって、その中で井上ひさしが新宿南口?島屋の劇場で公演をするときの行きつけ喫茶店だと紹介されている喫茶店でした。お客さんのほとんどは、紀伊国屋の袋を提げて入店し、コーヒーを注文した後で本を取り出して読んで、コーヒーを飲んでは読んで、カップルできている人は本を閉じてときどきお喋りをして、ひとりで来ている人は本に集中していました。

フィールド・オブ・ドリームス

フィールド・オブ・ドリームス。ＴＰがＤＶＤで借りてきてくれた映画は、高校生のときにおすぎさんが勧めていたから友達と学校を休んで中洲まで行って観た映画だったように思うけれど、その時にはいい感じだけれど盛り上がりに欠ける感覚でした。その後でテレビで観てこんなにいい映画だったっけ？と思って、１０年以上前にまたＴＰが借りてきたときに観てノックアウトされて、今日あらためて観てみると、本当に可愛い物語、そして人生に迷った人のための映画だとよくわかりました。もしも、声が聴こえたら迷うことなくその声に従うことにしよう、そう強く誓います。