屋根と布団

monna88882015-11-09

夜の9時半に布団に潜って、夜中に3回ほどチラッと起きて、朝の7時半に目覚まし時計で起きました。夢の上の方の層を、うつらうつらと、何度か夢に登場する脇役みたいな男の人が出てきて、あ、いつもの人、でもストーリーにからまない人、ただそう思いました。あの人はいったい誰だろう?丸い顔で、何の影響力もなく、かと言って性格が良さそうでもない普通の人。

「食の職」新宿ベルク。文庫本を買って読みました。ぎっちりのこだわり、その熱い思いはずっしりと読む人に大きな荷物のように重たくのしかかってくるかのよう。まだ私が大学を卒業して1年も経たないころ。TPが面白いお店があると連れて行ってくれたっけ。それから何度か食べに行ったり、コーヒーを飲みに行ったり、旅行帰りに寄ったり、休憩しに行ったりしているお店、どうしても好きなお店についての本は、読むのが楽しい反面、その社会に対して、バイトの人たちに対して、ときにはお客さんに対しての厳しいような目線、だからこそじっくり読んでみました。食べ物や飲み物を扱うお仕事って、厳しい世界なんだな。

今日は何時に寝ようか、眠れずにまた起きてもいいじゃないか。晩ご飯の水餃子スープも美味しかったし、屋根はあるし、清潔な布団はあるし。眠れるだけ眠るのが一番嬉しいことです。