急須の旅

monna88882015-11-15

せっかくの休日。ダラダラとただ時間をやり過ごしていると、ふっと心が軽くなった瞬間がありました。まいっか。もう、運命におまかせ、そんな心境でいつの間にか顔も笑っているよう。どうしたんだろうと部屋を見渡すと、雨が止んで外がとってもいいお天氣になって、西からお日様が降り注いでいたからでした。たったそれだけのことで!こういう単純で素直なところは、自分の中の好きなところの第一位かも知れません。ぷぷぷ。

家でいつも煎茶を入れている急須が、細かい茶葉だと詰まりやすくて毎回小さなストレスになっていたので、デパートへ買いに出かけました。すでに何年も前から理想の急須を探し続けてはいるけれど、先日見かけた一保堂のアイボリーが網目の面積も広くて良さそう、そう心に決めてデパートの地下食品売り場で実物を手に取ってみると、何となく素焼きの手触りがあまりしっくり来ません。店員さんに、目詰まりしづらいものを探しているんですけど、と相談したところ、浅めに蒸した煎茶は茶葉が広がるので詰まることはないんですが、深蒸し茶や機械揉みの茶葉が細かいものだと、こちらはどうしても出が悪くなりますね…とのこと。ナイスアドバイスに感謝です。私は5歳の頃からの煎茶好き。そのことを数少ない親戚たちにアピールしてきたからでしょうか、今でも有り難いことに親や親戚、友人からはもらいものの煎茶を分けてもらうことが度々あるし、深蒸し茶を飲むことも多い。ぐっとこらえて今回はその急須を買うことを止めました。まだまだ、急須探しの旅は続いて行きそうです。