前職の小さい?集まりがありました。まるで同窓会のよう。隣の席じゃない人たちとも、時々目を合わせては手を振り合う仲の良さ。辞めてからの方がもっと安心して仲良くなっているようにも思える。ほぼ全員が辞めた人たち、元職場に対する軽い毒っけや心配の声、今だから話せることや幸せそうな話題、ひとりひとりの顔がピカピカに見えます。今回は会えるのを楽しみにしていたJ先輩が来られなかったから、また年が明けたら会いましょう、そう言いながら今年初の「よいお年を〜」を言ってみました。なかなか会えない人たちだから、本当によい年明けを迎えて欲しいと祈りつつ。
ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか? (新潮文庫)
- 作者: 柳沢有紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/01/28
- メディア: 文庫
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Tさんが相変わらずパワハラセクハラにあっていると話し(それなのにマンガみたいに話すのが面白く)、K君はこの頃自分の個性がなくなったと言い(そんなことでは消せない個性があるのに)、Yちゃんは最後に「相変わらず手ぶら族ですね」と言ってくれて(よく氣付いてくれたなーと嬉しく思って)、Iさんは古事記を読み直していることを教えてくれて(退職後、毎月国内旅行へ出かけているそう、格安航空券で)、Kさんとは同学年ならではの隣にいるだけでホッとして、英語のY先生は1年前から転職するためにビジネス英会話スクールに通っていたことを教えてくれて(先生でもまだ英語を勉強するんですか!と驚いて)、Hさんとはもっと毒話しをしたかったのに少ししか話せず、Tさんは相変わらずトンチンカンな会話を自然に投げ込んで来て。数年前まではみな同じ職場にいて、よく話した人もあまり話さなかった人も、己の人見知りのせいで話せなかった人も、もっと話したかった人も、こうして時々会って、やり直しができることはなかなか幸せなことかも知れない。記憶が上書きされて、まるでとっても良い職場だったかのような氣分にすらなります。もしかすると、とっても良い職場だったのかも知れない。何度目かの青春を思い返すかのように。