秋日和


早朝、飛行機は羽田に到着しました。TPは新しくなった羽田をあまり見たことが無いと言うので、あちこち歩いて回りたい様子です。展望台へ行ったり、開店直後のショップをまわったり。私はくたびれたのでベンチに腰掛けて、TPの好奇心が納まるのを待ちます。大分のTP家、福岡の門家に電話。お陰さまで無事、羽田に着きました。おかえり、疲れたろう。そう言葉をかけてもらって、安心してバスに乗って戻ります。


かのや、のうどん。出汁が飲みたくてたまらなくなったので朝ごはんは立ち食いうどん、汁まで飲み干します。うめ〜

駅からてくてくとリュックを背負って歩いて帰って、いつもの古いアパートに戻ってきます。ただいま〜!


畳の匂い。まずは洗濯物を洗濯機に放り込んで、リュックもネットに入れて、シャワーを浴びたり、TPは散髪へ行ったり、録画していたテレビを観たりします。まだお昼だなんて信じられない。


昼ご飯、何か作ったり、どこかへ出かける氣力もないので、近所のスーパーで助六弁当を買ってきて食べます。何ていいお天氣なんだろう。穏やかで。窓を全開にして秋の透き通った空氣を満喫します。明日は、TPもあたしもまたいつものように都会の片隅の労働者に戻って、社会の末端で働く人になるんだから。畳に転がって、昼寝しようか、でも今寝てしまったら今夜眠れなくなったら辛いな、その繰り返しで心は行ったり来たり、行ったり来たりしています。