月初だし、色々あるし。もう、口もききたくないくらい働いて、「はっ、今日は、年に一度のお楽しみ、大節分大会の日」と氣づいて小走りでスーパーへ行ったところ、巻きずしは売り切れです。悔しくて、悲しくて、２軒めのスーパーにもはしごしてみますが、やっぱり売り切れ。心底がっかりして、パック詰めの寿司と、特大粉チーズを買って帰ります。巻きずしが買えなかったひとたちは、自然と寿司コーナーに流れて行っていました。口が酢飯になっている人びとの自然な流れが。
豆まきだって、いつも豆を投げつけていたお隣りの駐車場がアパートになっちゃったものだから豆を投げるところも無く、今年からは豆まきも、もうやらないことにします。おせちも作らなくなったし、こうやってひとつずつ、手放して行くんだな、私は。でも土用の丑の日だけはまだ諦めたくない。うなぎ食べたい。そして今年は絶対に、絶対に絶対に花見に行ってやるんだ。遠くからでもいい、目の中をピンクでいっぱいにしてやるんだ。負けないぞ。何に？
