ドーミーin秋葉原

朝起きると、絶望の先の虚無、みたいな感じになっています。事故発覚後から浴びた怒号(チャット)が次々と襲いかかってきて、生きていることが申し訳ないという感情が襲いかかってきます。

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TPと秋葉原へ。忘れよう、忘れようそう思っても忘れられない。

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秋葉原のドーミーイン。今考えたって何もできることはない。

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秋葉原ドーミーの部屋、2人で1泊6000円程度。一応、パソコン持ってきたけど恐怖で開けない。

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秋葉原ドーミー窓からの眺め。まつりさんとかさやかちゃんとかが見た色はどんな色だったんだろう。

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秋葉原ドーミーを表から見たときの部屋の窓。パソコンを捨てて逃亡…そんなことをリアルに想像します。

 

TPは、私のことをツチノコみたいになっていると言っています。「まさか自分の奥さんがツチノコになる日が来るとは思わんやった。ツチノコ連れて旅行するとは」ツチノコになった妻にTPは、今回は何も計画なしで、とにかく好きなようにしいと言っています。「そもそも、そんな大事な作業を門ひとりに任せるだなんて。門やぞ?失敗ありきの門じゃないか」とか言っちゃって。

 

夕方、TPと秋葉原を散歩します。やなか珈琲の前でTPが「珈琲飲もう!ちょうど珈琲飲みたいなって思った瞬間に見つけた」と言っています。私は(ちょっと前から焙煎の香りが漂っていたから珈琲を思い出したのでは?)と思います。一杯の珈琲。毎日のように飲む珈琲も、今日はひとしお、沁み入ります。

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何度大浴場に浸かっても、なかなか心が目覚めません。ドーミー名物の夜鳴きそば。食欲ないけど食べてみます。うまっ!おいしい!TPも晩ごはんを食べずに本なんか読んでいたっけ、たった一杯のラーメン、今日はひとしお、沁み入ります。

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夜中にも大浴場。汗と一緒に、恐怖も、不安も絶望も虚無も流れ出てしまえとばかりに。自分という存在すらあやふやになるまで。