割れ鍋にとじ蓋

土曜日。ホークスファンのわたくしと、ロッテファンのTPの対決、今日は千葉マリンスタジアムに行く!

早起きして、朝蕎麦。

電車に乗って、

絶対に負けないぞ、と闘志を燃やして、

長ーーーい乗り換えをして、

海浜幕張駅へ。まだ時間が早いので、コーナンまで散歩。パック入りのトマトジュースを買います。

そこから、公園を散歩したり、駅前のショッピングモールのベンチに座って休憩したりして、ゆっくりと過ごします。今の私の悩み。どうしたことか、昨日から鼻の頭が真っ赤に腫れ上がってドラえもん、いえ、パーマンコピーロボットのようになっているのです。TPも「真っ赤なお鼻の」と歌うほどに。何の炎症だろう?薬局で薬を買って、塗ってみたりします。

11時30分の開店を待って、駅前の人気の海鮮丼屋さんに入ります。海鮮丼は、ごはんが少し温かいので本当は好きではないけれど、この店は漁港から直送の本気の海鮮丼らしいので楽しみ。磯汁のおいしいこと、地元の魚も新選で、最高です(ごはんは冷ましてもらえたりするんだろうか?もしお願いしたとしたら)。

千葉マリンスタジアムまで、歩きます。今日は、浜風も強く、寒いです。

久しぶりに幕張の海岸を散歩します。前に来たのは12年前?

何だか、今よりももっと、びんぼうだった記憶があります。だからこの砂浜も曇って見えたけれど、今日は曇っていても晴れやかに見えます。

TPが「門ちゃん、うんこみたいなものがあるよ」と呼んでくれて見に行くと、本当に鹿の糞みたいなものが。なんだろう???これは???一体???TPは「糞かなと思って触ったけど、砂やった」とか言うけれど、絶対に糞だなと思います。

そんなことより、TPがチケットを予約してくれて、久しぶりのホークス戦を観戦!!!

1     一   中村 晃    
2    右    増田 珠    
3    左    近藤 健介
4    指    柳田 悠岐
5    三    栗原 陵矢
6    二    牧原 大成    
7    遊    今宮 健太
8    中    周東 佑京
9    捕    甲斐 拓也

ピッチャーは、藤井 皓哉。藤井、がんばれーーー!!!

甲斐〜〜

藤井〜〜〜

でも、無情にも

ピッチャー交代、松本 裕樹。

お立ち台を、遠い目で見ます。(一方、TPは目をランランとさせて)

いつか、リベンジしたい。

今日は、TPサプライズで「一応、泊まる準備だけしとって。でも泊まれんかもしれんけど、期待せんで」とのこと。蘇我駅で、

ドーミー泊!でも私はサプライズが大嫌い。次からは絶対に前もって言ってもらうことにします。だって、何日も前から楽しみにしたいので!

地元のスーパー!

ドーミー!今日は寒かった。すぐに、お風呂に入ります。いいお湯。狭いけれど温泉で、皮膚病にも良いようなので、赤く腫れ上がった鼻を何度も温泉の湯に浸けます。

スーパーで買った晩ごはん!

風呂にも入って、ビールも飲んで、晩ごはんも食べて、後は予定もないから本を読んで寝るだけ。ちょうど、こういう時間を取りたかったんだ、そう思って村上春樹新刊本を読み進めます。半分を過ぎて、ようやく、いえ、いつの間に?その世界にどっぷりと入っていました。TPはいつの間にか、ウトウト。今や手放せなくなった老眼鏡をかけて、熱心に、世界に入ったまま読み進めます。

全部読んで、本を閉じて、TPを起こして、夜鳴きそば。若い母親(椅子に片膝立ててスマホ)と、娘(1メートル未満)が、娘がお椀を持って「もう少し、おかわりください」と店員さんに言っています。店員さんも忙しそうながら、ちょっと待ってねと目配せして、並んでいるひとたちの夜鳴きそばを作っています。母親登場「すみません、おかわりっていただけますか?すみません」。私は、子どもにおかわりに行かせるだなんてと一瞬思っていたら、帰りのエレベーターでTPが「たくましくて、いい親子やったね。多分、これが今日の夕食やない?」と言います。そうかも。真実はさておき、彼女たちがドーミーでいい夜を過ごして、リフレッシュしてほしい、そう願います。そして自分たちも。仕事復帰したとはいえ、まだ骨折中のTPと、今のしごとを続けるべきか悩み中の私と。割れ鍋にとじ蓋。ゆっくりと、小説を読めて本当に良かった、いい一日でした。ホークスは回復の兆しナシだけれど、それでも。