朝顔を抱えた少女

朝ごはんに、玉子焼き。どうやらパン食に飽きたらしいTPが「朝ごはんには、玉子焼きだけあったらいいな、ダメ?」と遠慮がちに言っていたので、そんなことくらいと自称可愛い妻は腕をふるって玉子焼きを作ります。

玉子焼きなら、毎日でも良いそう。へー、わかるわ、同感。TPと久しぶりに一緒に通勤。

乗り換えの駅では、今日も工事。駅の工事って永遠?何年も終わらないようです。

バスの中から外を眺めていると、ぐでんぐでんに酔っ払った女性が道路に倒れ込んで、彼女をホスト風のガタイの良い若者が起き上がらせて、歩かせようとしています。思わず「はっ」と息を呑むと、隣に座っていた小学生女子、一年生くらい、朝顔の鉢植えを抱えた子どももその方向を見て、ふたりで目を合わせます。

 

「どうしたのかな」と言うので「どうしたんだろ」とふたりでことの成り行きを見守っていると、おまわりさんがやってきて話しかけたので「あーよかった」と言うと「こわかったね」とのこと。一体感。「あのひと、どうしてあんなになっちゃったんだろう」と言うから「でもおまわりさんが来て良かったね」とか言って。どうか小学生、そのまま感性豊かに想像力をふくらませて、すくすくと育っておくれ!

早く出勤したので、ベンチで春樹なんか読んじゃったりします。(井戸、キター!)

今日も、複雑なおしごとを紐解いて、何とかあたりをつけて、家に帰ります。どうして立候補するひとたちって、変なひとたちばっかり!?まともなひとを見つける方が難しいくらいで泣きたくなります。スウェーデンのように議員の給与をうんと少なくして、それでも地域を変えたい、区民のために尽くしたいという方におまかせするしかないのか?などと夢見たりします。

晩ごはんは、サバ味噌、ポテサラ、小松菜おひたし。