日比谷から、御茶ノ水まで

平日の休日。TPもお休みとのこと、どうやら前から平日休みを楽しみにしているらしく予定ギュウギュウの様子。ヒッ!

小さいホットドッグを作って食べて、

こないだからTPが気に入っているルートで、日比谷駅へ。

ひびや。僕たち、ずっとここに居るんですよ。そう、信楽焼の狸たちが訴えていました。

相田みつを美術館を計画に入れているらしい。

何と親切な美術館でしょう。開館時間の10分も前に、個人客を入れてくれます。団体さんたちがドンドンと来るからとの配慮で。それでも、もしかすると、いえ、随分前から思っていたこと、TPは、あまり、声の大きいご老人たちが得意ではないらしい。せっかく先に入れていただいたけれど、後から続々といらっしゃるご老人の団体が「こんなこと言われたらドキッとするねー」とか「これあんたのこと言ってる」などと大きい声で喋っているところから、逃げるように先へ、先へと進むのです。結果として、あっという間に外に出てしまいました。

私は、ご老人たちの大きい声が大好き。大大大、大好きです。東京駅まで歩いて、

皇居前にはぽっかりと、小さい雲がふたつ。かわいい。

以前、日本橋勤務で自転車通勤していたとき、駅前の書店に立ち寄って、その後で新丸ビルに寄って、コンランショップなどを見て帰るのが好きでした。その思い出で新丸ビルへ。トイレに入ったTPが「タイパ。すっごい、でっかいトイレットペーパーやった」と報告するものだから、どんだけでかいのかトイレに見に行きます。確かに、でっかい。

今日の目的の2つめ、それは、ポークステーキ専門店 マロリーポークステーキというお店です。先日、下見したばかりのお店。11時30分の開店を待って、「ご予約いただいた方」とお店の方が言うので中年夫婦はハイハイハイ!っと手を挙げて、真っ先に通してもらいます。(朝イチに行くので予約しなくても入れるけれど、気合入れて予約してみた)

どーん、どーんとポークステーキが登場します。しかもお手頃価格で。うっとり。堪能します。塩をちょっと振って食べたら、また最高。感動したのは、このお店に来店しているご近所の会社員の方たちの会話。「こないだサラメシで」「観たー!彼女、週何度か来ているんだって」「このお店、初めて来たけど最高じゃないですか」「楽しい」など、幸せな会話があちこちで。誰もが、同僚の方たちと仲良さそうで、それだけでもジーンとします。

腹いっぱいになって、TPが「平将門首塚」に行きたいと言うので、立ち寄ってみます。あら?リニューアルされてる?丸の内にお勤めの方々がひっきりなしにお参りしています。どういう会話をされているのでしょうか。

神田の方まで歩いてみます。路地に入って、うれしくなります。

そのまま歩いて、秋葉原へ。J先輩が部署全員にごちそうしてくれた中華料理屋さん、このあたりだと思いだして懐かしくなります。

小川町から、

御茶ノ水まで歩きます。

そうだった、御茶ノ水駅には、前職の新橋勤務時代、D君おすすめのうどん屋さんがあるんだった、新橋店と五反田店に行ったことがあるけれど、ポークステーキで腹いっぱいじゃなかったら、食べて帰りたいくらいのお店。

いつか、また来たい。

御茶ノ水駅は改装工事真っ只中。駅の天井からはあらゆる配線がぶら下がりまくっています。

昼、食べすぎたので、晩ごはんはそうめんです。


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DVDで映画を観ます。土を喰らう十二ヶ月。原作のエッセイを買ったのはもう30年前。あまりにもお金がなかったものだから、立ち読みを何度も繰り返してやっと買った文庫本でした。うっとり。旬の食材に、かじりつきたくなるような映画。今日もよく歩いた。たっぷり歩くとそれだけで、ものすごく得したような気持ちになります。