姐さんデビュー

足を引きずるように出勤。都心で乗り継ぎ。誰もがうなだれながら乗り換えています。労働者諸君、今日もごくろうさまです。

今日は、同じチームのMちゃんとのランチ。

高級そうに見えて、実際は1000円台のお手頃ランチのお店へ。Mちゃんはとっても若いのに、どういうわけか中身が老成しています。私自身がほとんど、若さの真っ只中でもうんざりして、若さに価値を見出していなかったので、まるで同世代かのようにお喋り。(先方はどう感じているかは不明で、こちら側だけの感想)

そんなことよりも、帰りのバスの中で思うことは、

今日、私はついに「姐さん」と呼ばれました。社内でちょっとした席替えに関するいざこざがあり、私が小さい声で「(パワハラババア軍団の)あの部署の隣りは、絶対に嫌」と言った声が、どういうわけか誰かに拾い上げられ「姐さんがこう言ってます」「それは個人の問題なんで、個人で解決して」と席替えを画策しているひとに言われた後で、数人から個別で「全くもって同感です。あの部署の隣りには絶対に行きたくない」「実は私、あの部署が大嫌いで、隣りにだけは行きたくない」と小さい声が集まったと思ったら、それを誰かが強面上司に言いつけたらしく、その強面のひとが戻ってきて「姐さん、さっきあいつらとすれ違ったんで、言っときました。姐さんが絶対に席替えは嫌だって言ってたって。お前らまずは赤字を埋めてから相談しに来いって。姐さん、シメときました」と舎弟のように報告するので、ご近所デスク、全員で声をあげて大笑い。そんなことを言われたら「もう、社内を歩けない」。「安心してください。俺、あいつらをシメてやりましたんで」爆笑。。。耳に響くみんなの笑い声。。。

姐さんだって。

晩ごはんは、鮭のパスタです。姐さんって言われて、みんなで笑った。笑われた。最初はカッと恥ずかしかったけれど、やがてうれしい。色々あったけれど、今の部署で姐さんポジションを、授けてもらえた。じんわりと、うれしい、しあわせ。