億が見える

朝ごはんは、昨日の夜ににぎっておいた、梅おむすび。あまりにもギュウギュウ仕事なので、私が一番苦手な会議を、ドタキャンします。もういいでしょう、参加したところで全然、私がはまっていないのだから。そんなことよりも!まさかの前の前の前の前の上司が、本日が最終出社だと、お菓子をくれました。ちょっと待ってください!ちょうど昨日、自分が受け取った名刺を同じチームのひとに「会社の共有財産だからさ」と渡していたのを見て、もしかして?と思って、今日、そのことを尋ねようと思っていたんです、でも人が多かったので、と言いながら立ち話します。あの、権利、持ってますよね?(噂では億が見えるくらいの)あれはどうするんですかっと聞くと、放棄したとのこと。

ひー!!かっけー!!権利より、時間の方が大切だと判断して、転職することにしたとのこと。「そういう方がいるってこと、励まされます」と、心からお礼を言います。

昼ごはんは、値上がりして、さらにちょっとだけ味も落ちたようなコスパも良くないお弁当を買って、食べます。何を食べようかと考える時間すら惜しい、といういかにも労働者らしい心境で。何とかせねば。

都営バスに乗って、帰ります。すげー、億が見えるくらいの権利を、ちゃんと手放す清潔なひとが元上司なんだ。

今夜は、スーパームーンらしい。福岡の母から電話で「曇って、見えーん」とのこと。

すっかり眠って、明け方の4時、やたらに眩しいと感じて目が覚めてしまいます。どうやら、TPが寝相が悪くて腰高窓を足で開けてしまったらしく、窓がどーんと空いていました。そこから照らされる月の光。寝ぼけ眼で、デジカメを持ってきて写真を撮ります。TPを起こして、すごい満月よ、と言ってみると、あ、ほんと、すごいね、ZZZ…ぐっすり眠って、明日もまた会いましょう。