永田町ひとめぐり

monna88882008-11-06

国立劇場へ、いざ!山本山の抽選で、歌舞伎のチケットが当選した時は少し戸惑いましたが、TPも無事に有休を取る事ができて、行ってきました。10時15分に会場、11時半開演。10時に着いたのに、すでに300人ほどの長蛇の列。乱歩歌舞伎『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)』、本日は茶共同組合の主催で、貸し切りだそうです。少しずつ進んで、やっと2階席の2列目に着席しました。


拍子木の音、大太鼓の音に続いて、染五郎が登場!すらっとしたスタイル、そして何と春猿さんが!乱歩作品ならでは、残虐と地獄、人間のアヤがあふれる光と、斬新な美の中で繰り広げられます。幸四郎って、頭がこちらに飛び出しているかのような存在感。1時間後、休憩が40分。レストランは全て予約でいっぱいでした。不馴れだと、辛いところです。第2幕も堪能して・・・全部が全部、完全に面白い、現代風にアレンジしてあるところも、全てがツボを押さえてくれます。


余韻を味わいながら、国会議事堂へ行きました。とんがり屋根が見えていたので、見学に行ったのです。参議院の方、右半分のツアーです。これは平日のみの見学なので、滅多に行く事ができないと思って。私は10年前に行って、感激しました。今回は、少しだけ改装していましたが、記憶のままの部分も多く、本格的な彫刻や、日本産にこだわった素材に、クラリクラリ・・・


これまた近くの、憧れの国会図書館へ、初めて行きました。武田百合子のエッセイにも登場する、決まり事の多い図書館。本を一冊借りるのも厳粛な手続きが必要です。そして、機敏さと体力も求められるでしょう。仕組みが難しいので。


写真は、歌舞伎の開演前に買った、小さな獅子舞ちゃんです。身体はお手玉になっています。獅子舞が家にあるなんて、嬉しい♪