アフター丑の日

monna88882010-07-27

夜の7時半まで。残業。いっぱいやることがあるって、不思議。いつの間に?来週からはズバッと勤務時間を短くして、夏休みのない8月を乗り切ろう、そう思いながら帰りました。土曜丑の日のリベンジ、うなぎはサッと食べられるので有り難いメニューです。


子供の頃、母がウナギを出すたびに父は「ぬるい!まずい!」と機嫌が悪く、食卓はお通夜のようになりました。弟もいまだにウナギを見ると落ち込むと言っていたっけ。私も同じ氣持ち。そこから研究を重ねて、最高のうな丼を作ることができるようになった!?まずは、グリルでウナギをジリジリと焼く。その間、ダシ醤油でもみりんでも、酒でも砂糖でも醤油でも、とにかく甘いものと辛いものを鍋に沸かして煮詰め、焼き上がったウナギをジュッとからめる。丼にご飯を少し入れて、ウナギを乗せて、ご飯を重ねて、ウナギを乗せてタレを控えめにかける。ミツバかカイワレを散らす。残ったタレはお好みでかける。完璧な美味しさ、もう土用の丑の日をやったけん、この夏は元氣で過ごせそうやね〜と確かめながら食べました。


HAPPY NEWS

HAPPY NEWS

ハッピーニュース、Yちゃんが貸してくれた本を電車で読みながら、本当に涙がにじみました。波照間島のレンタサイクルで、旅行者がカゴに入れていた財布が無くなったとき、お巡りさんはこの島に泥棒はいない。きっとカラスの仕業と見込んで、カゴにメロンパンを買って入れました。案の定、カラスがメロンパンを盗って飛び立ったので追いかけると、巣のある木の根もとに、財布は落ちていました。他にも女の子にそっくりな巨大ジャガイモや、古墳に住みついた狸の一家や、甲子園の優勝旗を乗せた飛行機のアナウンスなど、表紙の温かい手触りそのままに、すばらしい本。ハトロン紙のような感性がたっぷり詰まった一冊でした。