朝から新宿へワッセワッセと出かけました。東京マラソンを走る人たちに手を振りながら、ピカデリーで映画「ヒアアフター」を観ました。
何かが起こるかな?と期待するよりももっと遅々とした歩み。死後の世界を覗ける人と、覗いてしまった人と、覗いてもらいたい坊やの物語。イーストウッド監督の映画は、どういうわけか観終わった瞬間よりも、数年後になって心に蘇ってくるのが、不思議でなりません。西洋の死生観は、輪廻を出すと大変そう。死んだら、生まれる前の世界に戻るだけのことだと思うのに、それを口に出すのは、なかなか大変みたい、という映画でした。すさまじい演出力は、圧巻です。
軍艦マンション、今日で公開は最終でした。いいお天氣、これからは月に9万円からのルームシェア料だそう。近所に、高く上れるところがもっとあったら、どれほど心が休まるだろう。さよなら、オバケマンション、あー、面白かった。