塩水

monna88882012-08-20

本日もわだかまりなく働いた帰り道、それでもくたびれオバケが肩に張り付いていました。氣分転換にいつもとは違う道を通っていると、坂道から雲の裏っかわで激しく主張する夕日が見えたので、やったねー!と元氣になります。今日はS君が、休日に海で日焼けして痛い痛い、火傷じゃないだろうか、病院へ行った方がいいかも、などと大騒ぎしていました。わかるけど、日焼けくらいでさ・・大人なんだからと、ぷっと吹き出して笑ってみます。これまでの、何度か熱を出してうなされるほど日焼けした夜のことを思い出します。

家に帰って、腹わたの抜かれたいりこたちを見るときの嬉しさったら、極上の喜びがあります。上手にいりこを裂けるようになったし、思いきって築地でいりこ腹わた取りの商売を始めたいなどと夢をふくらませます。

高濃度の塩水で顔を洗うこと、私の肌質にはどうやら、これまでに無いほど合っているようです。洗いながら、ときどき塩味がするのも、目がシャキッと覚めるのも嬉しいのです。海の塩で、肌たちが田舎の夏休みを堪能しているかのよう。子供の頃は何度も、父から日の沈んだ暗い海で泳ぐ特訓をさせられていましたが、身体に染み付いた海水との交流は、大人になっても消えないものなのかも知れません。