第2の郵便ポスト

monna88882013-05-20

アパートの郵便ポストは、A4をすこし反らせて入るくらいのサイズです。大きめの郵便は不在通知が入って、わざわざ再配達してもらっていました。そこで、玄関脇に袋を下げておくので、そこに入れておいて下さいとお願いしました。担当の人が別の人だったらわからなくなるかもと、郵便マークをガムテープでくっつけてみます。ついでに大型のものはこちらに入れて下さいとメモも貼ります。1週間たちましたが、まだ大型郵便はありません。なので、成功しているかどうかわからないままですが、いつか大型郵便が入る日を、サンタのプレゼントを待つ子供のような心境で、心待ちにしています。・・・ぷぅ、サンタだって。大人の階段を上りきった人にも届けてくれるでしょうか?


なんくるない (新潮文庫)

なんくるない (新潮文庫)

なんくるない。さー  雨の電車通勤。文庫を持って出勤しました。季節といい、天氣といい、心持ちといい、この小説と一致するところは無いと思っていたところ、読み直してみると、世界は違えどもグイッと入り込んで感情は同じところにいました。最高にキラキラした思い出でも、生きていれば更新されることがある。そのことが人生にとってのプレゼントなんだと、たっぷり共感できます。目が血走るほど嫌な思い出だって、更新されてキラキラになるかも知れない、人生最高の思い出だって、次の思い出が上回るかも知れないという予感、そして実感を文章に表すことができるだなんて。やっぱりばなな先輩はすごい小説家だなあ、あらためて桃色のようなため息が漏れました。


ミストサウナのような雨の日、傘をささずにしっとり歩いているといい氣持ち。たまにはズルズルの天氣もいいものですね!