善玉悪玉

monna88882013-05-27

お勤め先のおじさん、善玉担当のおじさん(おじさんは失礼なので総じてOJさん)が文庫本に挟んだハーブを見せに来てくれて「これ何て名前かわかるかなあ、病院の植え込みにあったんだけど」と言うので「ローズマリーですよね!」と答えると、そうだそうだローズマリーだと、とっても喜んでくれました。育てていると言うと興味を持ってくれて、育て方について軽くおしゃべり、善玉役のOJさんといい会話です。


それに引き換え悪役担当の悪玉OJさんは、今日初めて会った男性営業マンの来訪を終えた後、彼は色々教えてくれそうだねぇ、今度また彼と3人で話ししたいね、飯でも食いながらと言うので、ランチですか?と答えると、ランチなんかダメだよー、夜じゃなきゃ。また3人で会って色々話しを聞こうよ、飲みながら。そうだ、こうやって色々話さなきゃいけないことが増えてきたから、席が遠くて不便だよね、もっと席が近い方がいいなあ、席替えした方がいいよねえ、どうかなあ・・・?あたしは帰り道目ん玉から出て来る数滴の水をぬぐいました。能面の顔で拒絶してもなお、席替えまで持ち出してくるとは。


ただ、本当に難しいのはすれ違った見知らぬ他人からババアーと言われるババアデビューを果たした私、社員じゃなくてただの契約社員で事務員の私を、営業的観点から営業的飲み会に誘うということは、断ったときに「ババア、勘違いすんじゃねーよ」くらいは言われることが容易に想像できます。3時間ほど落ち込んだ後で、これまでの懐柔作戦変更。今度その話しを持ち出して来たら、部下を降りる。TS役に言いつける。絶対に、絶対に、絶対に、飲みに行かないし、本当に、本当に、本当に、嫌な氣持ちがしています。おそらく、今のところ、あたしがどんなに小さな牙を剥いていたって、OJからずっとバカにされていたんだ、そう思っています。