細切り炒めの新世界

monna88882013-10-18

お昼休み。中国に留学したことのある人が、どうしても大連で食べた野菜炒めを食べたいと言うと、同じく中国に留学経験のある人が、あぁ〜わかる。千切りのやつでしょ?どういう味ですか?と尋ねると、大連では野菜を細切りにして、ニンニクと塩で炒めるそう。ナスとピーマンを炒めたもの。キャベツだけを炒めたもの。それが無性に食べたくなるそうなのです。家に帰って検索してみると、いくつか写真が出てきたので参考にして作ってみました。油をしいたフライパンにニンニクを入れて、キャベツを入れて、酒を振って、塩を入れて、おまじない程度に中華だしの素をパラリと入れてしんなりさせてみたところ・・・うまっ!激旨!おいしい!最高の味で、本当に細切り炒めはクセになる味、ただのキャベツ炒めじゃない、この刻み方とニンニク。そしてしょう油など加えないただの塩味でここまで旨味を出せるのかと、目からウロコがポロポロ落ちた記念の料理となりました。



これまで最長2年だったお勤め先で、今の職場はもう8年以上になります、多分。数えたことがないけれど、私より後に入った方が8年だと言うのできっとそうでしょう。この頃、やっと、昼休みにコンビニで買ったお弁当を休憩所で食べることができるようになりました。本当に自然に。努力なしに。そのテーブルで食べることが、本当の意味での休憩になるだなんて。動悸、息切れ、めまい、人と同じテーブルに座りたいのにできなかった年月は忘れ去られます。ただただ時間が過ぎることで、こんなご褒美があるんですね。普通のことなのに。お友達との関係もそう、10年ほど経ってやっと親友になることができるのです。寿司職人の修行のように、私には5年、10年の時間が必要なようです。こんな人もいるんですね!