大鳥神社の酉の市

monna88882015-11-29

久しぶりのお休みだったTPと、夕方から池袋へ行きました。過去に撮り貯めていたミニDVやVHSをDVDに焼き付けてもらうのです。今日申し込んでも出来上がりは年明けとのこと、もう少し長くかかっても良いなら1本430円に割り引かれると言うので、2月に取りに行くことにして、池袋の裏路地を歩いてたこ焼きなどつまみ食いします。どうせならひと駅歩いてみようと、明治通り鬼子母神の方へ歩いていると、一度も入ったことがない古本屋がありました。足を踏み入れてみると・・・まるで理想郷のような古本屋、本の一冊一冊が喜んで迎えてくれているような、よく来たねーと話しかけてくれるような配置です。氣が遠くなるような高揚感に包まれて、森茉莉を一冊買います。

またしばらく歩いていると、静かな住宅街の道ぞいに提灯がずっと奥までぶら下げてある通りがあります。大鳥神社の酉の市とのこと。ふらふらと提灯に誘われて、たどり着いたところはこれまた、夢のような神社、こじんまりとしているのに温かく、優しい雰囲氣、家族づれやひとりで来ている女性、若い男の子のふたり連れなど、誰もが居心地良さそう。社務所で1000円の熊手を買ってみます。西か南に向けて飾ると良いそう。抽選券が入っていて、今日の10時半に当選番号が発表、番号はホームページがフェイスブックにアップするそう。当たったら小さな金か銀の小判がもらえるようです。楽しみ〜

一歩、好奇心で足を伸ばしてみるだけでいつもは知り得ないたこ焼きや、古本屋、神社、熊手、そんな新しいものに出会えるなら、こんなにいいことはありません。もっと歩こう、もっと裏道も表も歩いて好奇心をスクスクと育てよう、そう考えるとワクワクします。