頭上のラジオにご注意ください

先日、台所に向けて、ラジオを引っ掛けられるフックを取り付けてみました。これで台所仕事をしながらラジオを聞くことができます。最高!と喜んでいるとお風呂から上がってきたTPが頭をゴツンとぶつけて「いてっ、何やこりゃ!」とか言っていました。あはは、ゴメンゴメン。

f:id:monna8888:20190403151224j:plain

今日はせっかくの定休日なのに、おしごとについて頭の中で整理することが色々あって、締切やら自分の能力やら進めて行かねばならないことやらチームのことやらぐるぐるぐるぐる、朝起きるとどーんと落ち込んでいました。己の実力を本当に知っていれば、何を落ち込むことがある?周りの期待に応えるために生きているんじゃない、私はただ人生を楽しむだけに生まれてきたんだ、そう自分を励ましてみても、まだどん底。せめてもの、鏡を見てにっこり、全力笑顔、ウィーと笑ってみたところ、ふっと肩の力が抜けて、底から少し上がった、そう感じました。実際は自分がプレッシャーを感じているほどは期待されているわけじゃ無し。マネージャーになったからって、今までできなかったことができるようになるわけない、そのことは周りのひともわかっている、そう深呼吸して、ようやく普通の状態に戻ることができました。ふぅ、人生ってどこに落とし穴(自分で掘った)があるか、わからないものですね。ところで今一番の悩みは、おでこのシワです。前髪を作ったくらいじゃ隠れない。もうこうなったら・・・禁断の・・・ボト・・・っく・・・す?それとも・・・現実を受け入れる?

プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 RCに教えてもらった予約本が届いたので、図書館から借りてきます。あの世もの。「邪悪が存在しなければ、自由意志を持つことができない」だなんて。どうしてあの世を見てきたひとの本は、どれもこれも、私にとっては面白いんだろう、多分、この世に生まれてきたときに、あーあまたこれから長い人生が始まるなーと思った記憶があるから、あの世が故郷のように懐かしいのかも知れません。大丈夫、どうせいつか帰省するんだから。せめてもの、すでにあの世にいるばーちゃんおばーちゃん大おばさん、おじーちゃんたちに話しかけるだけ。いつもありがとう、私はこの世を楽しんでいるよー、と。

過剰な二人

過剰な二人

 

 もう一冊。16年間も絶交していたとのことだから、人生にこういうこともあるんだな、そう思いながら読みます。林真理子の、いつでも何でも、すべてを、誰かを笑わせようとする底力を感じます。エゴをちゃんと全開にしたら、どうにかなるんだって、大丈夫、そう言ってくれている本です。

チキンを笑ってくれる

おつとめさきで、3ヶ月の振り返り発表会がありました。前回、どの発表者よりも声が小さかったですよと指摘されたものだから、しゃべることを紙に書いてそれを読み上げる方式にしたにもかかわらず、緊張して自分がどこを読んでいるのか、何を喋っているのかがわからなくなって、突然黙ったり重複したり散々、最後は顔を上げずに棒読みで着地。そのダメダメっぷり、チキンぶりを、わーっと笑ってくれるひとたち、ありがたいことです。さ、終わった終わった。もう過去のこと。なるべく速やかにこの時を離れよう、遠くまで意識を飛ばしてどこまでも逃げよう。終わったことだから。

f:id:monna8888:20190403123658j:plain

 

自殺会議

自殺会議

 

 ところで、この本はいい本だと思います。自殺したいひとや自殺を止めたいひと、自殺を否定も肯定もできないひとや肯定してあげたそうなひと、自殺されたひと、自殺できなかったひと。末井さんが書いている、自殺のことをもっと話せる世の中にしたいという意見に賛同したくなります。

 

仕事帰り、予約しておいた美容院。「すみません、やっぱり我慢できずに自分で切っちゃいました」と言うと、なかなか上手く切れているけれど、次にどうしても切りたくなったら、髪の束を床と並行にして切ってあげてくださいとアドバイスをもらいます。えへ、ありがとうございます。美容師さんは、先輩からどうしてもと頼まれて別の美容室でも働き始めたそう、しばらくは週7の休み無し、無理しないで期間限定にしておいてくださいと言ってみます。そしてお喋りを終えると、ようやくプロの手が入ったまともな髪型に。

 

明日の朝ごはんは、塩水に漬けておいた千切りキャベツをみじんに刻んで、同じく細かく刻んだニンジンやハムを混ぜたサラダのパン。サンドイッチというよりは、お惣菜パンのつもりで。

いつかの思い出

f:id:monna8888:20190401115103j:plain

おつとめさきのモニターに、ネットの中継を映してもらいます。「思い出になるよー。おじいさんおばあさんになったとき、あの日は職場でみんなで見たなーって」と周りのひとに声をかけたりして、珍しく積極的なわたし。「先にちらっと見えた」とか「手話で隠れた」などと皆んなで大騒ぎ、いざ発表されてみると、いいとも悪いとも何の意見も出ない。不思議な元号になりました。それでも万葉集からってところが、ちょっといいなと思います。赤ん坊みたいな若手の男の子が「じゃあ、今から令和ですか?」とか聞いてきます。そうだよ、一瞬そう答えようかとも思ったけれど、一ヶ月後よ、そう答えます・・・何じゃその質問は!

 やっぱりどうしても英語が喋れるようになりたいし英語が聞き取れるようになりたい。本の間に挟まっていた新刊案内にあった冊子を注文してみました。行き帰りに冊子を読んだり、付属のCDも聞いてみると、これはついに、これなら私も勉強できるかも知れない、ニュースなら内容が興味深いし、レポーターのひとたちの発音は聞き取りやすいし。ついに、私も英語ペラペラのひとになれるかも知れない!わー!

シズラー一番乗り

朝、目が覚めた瞬間から「あ、シズラー行こう」そう決めてしまっていました。後から起きてきたTPに「早めに行って並ぼう」と誘います。「・・・起きる前から店が決まっとった」とか聞こえてきたけれどそんなの氣にしない、だって今日はシズラーに行きたいんだもん。

f:id:monna8888:20190331103543j:plain

TPが「40分も前に並ぶって、恥ずかしい」と言うのを制して、こういう経験こそが大事なんやない、こんなこと滅多にないよ!と励まして待合席に座ります。途中で店員さんが出てきたので、もう座ってていいんですか?と尋ねると快く、どうぞどうぞ、と答えてくれたのでひと安心。30分ほど、どういう作戦でサラダビュッフェを攻めるか、脳内でシミュレーションします。10分前、ようやく次のお客さんが来ました。シズラーの教訓:並ぶのは開店10分前で十分。音楽も流れて、店員さんたちも受付にやってきて、ようやく開店、立ち上がろうとすると「大変おまたせいたしました、まずはご予約のお客さま」と3組ほど先に案内されています。シズラーの教訓2:予約すればいいだけのこと。それでも、先頭に並んでいたものだからビュッフェからとても近い、窓際のすてきな席に通してくれました。40分前に来たんだから。

f:id:monna8888:20190331111707j:plain

まずは10種類ほどあるお惣菜サラダをちょこちょこ、スプーン1杯ずつほど取ります。どれもおいしいけれど特にエビのスイートチリソースサラダがおいしい。タコスだかブリトーだかとにかく巻き巻きして食べるものは、アボカドを取りすぎて腹がふくれる。シズラーの教訓3:アボカドは腹がふくれる。

f:id:monna8888:20190331114415j:plain

次に、味のついていない野菜を選んで好きなドレッシングをかけるゾーン。白トリュフオイル、というものをかけてみます。納豆の香り。

f:id:monna8888:20190331123557j:plain

前回は2枚食べてお腹いっぱいになってしまったチーズトースト、今回は1枚だけにしましたが、やっぱりもう一枚食べたくなって追加したから結局2枚。コーヒーメーカーがひとつしかないから大行列、途中でメンテナンスのランプが光って、使えなくなって困っていたところ店員さんがきて巨大スプーンでコーヒー豆のつまりを直すためにぐるぐるとかきまわしたのを見て、一緒に並んでいた見知らぬひとが「なーんだ、そこに書いて貼っといてくれたら、自分たちでやるのにね」と言うので大笑い。

 

とにかく大量のサラダでお腹がいっぱいになって大満足。撤収!シズラーに行こうと決めて、実際に行っただけの日。(TPは最後までシーザーズと言っていたけれどあえて訂正しません。サラダつながり?)チャンチャン。

タクシー運転手 約束は海を越えて [DVD]

タクシー運転手 約束は海を越えて [DVD]

 

 夕べ、観始めて寝てしまったので続きを観ます。ソン・ガンホは相変わらずすてきだけれどセリフとかアクションシーンのひとの位置とか変なところがいっぱい。それでも、知らなかった韓国の民主化運動をまた知ることができてうれしい。

押入れスイッチ

土曜日。昨夜、銀杏の木の上だけがピンクに光っていたので、TPを呼んで見せました。雲の合間に街明かりが反射しただけのことだろうけれど、やっぱり不思議なことはうれしい。

f:id:monna8888:20190330000614j:plain

あさイチの録画を観ていると、健康には「ちょこちょこ家事」が大事だと言っていました。ガッツリ運動するよりも、ちょこちょこ動いたりちょこちょこ家事するだけでダイエットにもなるそう。ちょこちょこ?そこで火がついて、半年前から実行したいと考えていた押入れの大掃除、全部出して整理して整頓すること、いつやるの?今っしょ。。

 

そこから、鬼速片付けの本を参考に押入れの前にレジャーシート(6畳くらいある)を敷いて、旅行グッズを入れているクリアボックス、大工道具を入れている箱、壊れたデスクトップ型のパソコン、壊れたプリンター、夏布団、バケツ、TPが成人式で着たスーツ(マジ勘弁してほしい)やTPが20年以上溜め込んでいる自主制作映画を作っていたときの小道具(勘弁)、TPが20年以上溜めている写真やら機材やら何やらを一度全部出して、とにかくTPのものは全部、4つのクリアボックスに入れてみます。天袋にもTPの数十年分の思い出ボックスが大量にあるけれどそこには手をつけずに。夫婦といえども、TPのものには手をつけず、まずは自分のことだけに集中。押入れに関する不満は、誰のせいでもない、自分のことに集中すればいいんだもの、みつを。捨てるものと残すもの、保留のものをじゃんじゃん分けて行きます。思えば、両親も父は何でも捨てたがる派、母は捨てられない派でずっと争いが繰り広げられていました。弟は捨てられない派、私は捨てたい派、母と弟、父と私で派閥が完全に分かれています。それが今でも我が家に存在しているだけのことかも知れない。捨てられない派のひとと一緒に暮らすならせめて、捨てられない派のひとが捨てられないものをまとめて箱に入れて、押入れの奥に入れておくしか策はありません。ということで、またフェローズバンカーズボックスをAmazonで追加注文します。

フェローズ バンカーズボックス 703 A4サイズ 黒 3枚1セット 収納ボックス ふた付き 0970302

フェローズ バンカーズボックス 703 A4サイズ 黒 3枚1セット 収納ボックス ふた付き 0970302

 

「TP 思い出」と黒マジックで書いて。クリアボックス用にラベルシールを買いに行った文房具で、私が「袋いりません」とシールをコートのポケットに入れると、店のおじさんとその母親のおばあさんがわーっと声を上げてくれ、それ手作り?自分で作ったの?古着?ポケット大きいですね、 などと盛り上がってくれます。自分で作ったんじゃないけれど、ポケットが大きくて本当に便利なんです、お店で買ったんですとか言って、とてもうれしくなります。先日会ったRCも、貸してくれた単行本をポケットに入れていたら、単行本が入ったポケット初めて見たよーと笑ってくれたのでした。私は密かに、ポケット屋さんになりたい、あらゆるものに、ちょうど良いサイズのポケットをつける仕事がしたい、どんなバッグでもどんな洋服でも、ポケットを深くしたり、カスタマイズしたり。ポケットだけ蛍光ピンク色にしたり、赤いポケットをつけたり。そのために祖母の遺品の足踏みミシンを送ってもらおうとしたけれど、15万円かかるから諦めただけのことで。

4時間ほど整理して、押入れのホコリを掃除機で全部吸い取って水拭きして、ゴミを大量に出して粗大ごみとして引き取ってもらうものもまとめて、レジャーシートを窓からはたいてホコリを落として、洋服やらタオルの置き場をより生活しやすい場所に移して、最後に部屋中に掃除機をかけると、本当に生まれ変わったような氣持ちになりました。楽しいったらない!

 

仕事を終えて帰ってきたTPは、タオルやパジャマを取り出す位置が変わっていて、とても驚いています。「仕方ないもんね、何かが始まっちゃったんやろ?」そう、始まってしまったから。まだまだ終わりません。次はどこのスイッチかなー

にごりなき快不快を

このところ、どいうわけか朝の4時30分に目が覚めることが多くなっています。夜の10時半に眠ることが多くなっているから、6時間睡眠のリズムってこと?それでも私はあと2時間は眠らないと頭がぼーっとすること、調子が出ないこと、氣持ちが悪くなることから、がんばって目を瞑って何とか2時間ほど過ごすけれど、それでも眠れないときは一度起きて朝ごはんを用意しておいて、緑茶をたっぷり飲んで、もう一度目覚まし時計をかけて先に仕事に出るTPに「行ってらっしゃい、氣をつけてねー」と言って、二度寝することもあります。二度寝最高。

f:id:monna8888:20190329125058j:plain

またおつとめさきで出張ランチのイベントが。私は、ランチ係の男性が十分によくやってくれていると感謝しかなかったけれど、こういうありがたいイベントにも愚痴をいうひとが存在するってこと、世の中は恐ろしいわ、とか思います。文句があるなら参加しなければ良いだけのことなのに、仕切りが悪いだの味が良くないだの量が足りないだの。でもそのひとたちを非難する私ってものも、結局は同じことなのかも知れません。くわばらくわばら。

 

とにかく寒いので、晩ごはんはお得意のゴボウを柔らかく煮た塩ポトフ、鶏やらジャガイモやらを放り込んで、生姜も入れて。ダイエットしたい、その氣持ちが残っているのか健康的な晩ごはんになりました。

そうだ 魔法使いになろう! : 望む豊かさを手に入れる

そうだ 魔法使いになろう! : 望む豊かさを手に入れる

 

 ばななちゃん本は全て、買って読むことにしているから。こんなに霊とかお告げとか妖精とか満載で生きていることを知らなかった、私はせめて、本当の意味での快不快だけをちゃんと感じて行きたいとか考えます。ひとのせいとか八つ当たりとかにごった不快じゃなくて、ちゃんと、にごりなき不快をキャッチできるように。

ダイエットの話題

昨日の平日の定休日、たっぷりと遊んだから、うっかり月曜日と勘違いしている自分がいます。それだけ昨日が充実していたのでしょう。密かに、世の中のあらゆる仕事の定休日が、平日に分散されたらいいのにと願っています、土日の混雑を緩和するためにも、なので何年も前から、上のひとたちとのミーティングでは、平日にお休みできる会社であってほしいことを、チキンなりにずっと伝えています。イヒヒ。

f:id:monna8888:20190328122947j:plain

おつとめさきで私が所属しているチームは女性ばっかり。女性のおつきあいが中学生から苦手なこともあって、最初は悩んだけれど、少しずつ、彼女たちに相談すること、頼ることを覚えてきました。最初は、相談してもらおう、頼ってもらおうとしたこともあったけれど、そもそも無理なので。なので相談しまくり、頼りまくりで行こう、そう思ったら少しずつ、少しずつ、楽になってきました。うふふ。ということで今朝の会話はまず私の散髪とダイエット。自分で切ったというと驚いてくれます。似合うと言ってくれます。そして誰が髪の毛が伸びたとか、私も切りたいなどと話しながら、私は痩せたい、私も私も、誰もが、今の体重最高記録、とかやばい、アゴがやばいとか、腹がとか、どうやってダイエットしようか、お菓子を我慢したらカレンダーにハートマークつけるとか、キャッキャワイワイ。朝一番に何かしらかの無駄話しをできるおつとめさき。また明日も声かけて行こう。

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

 

 ということでKindle君に入れてお昼休みに読んだ月曜断食。月曜だけ断食すればよいのかと思って読み始めたところ何と!火曜から金曜まで、昼はおかずだけ、夜は野菜スープと野菜サラダだけという主食の炭水化物は抜きだったのです!(詐欺だ、そう思ってから、これは病的に太っているひとには良いかも知れないと思い直しました)

 

やっぱり断食は厳しいなと考えながら、じゃあどうやったらこの腹回りと顎周りをもっとしぼれるだろう、そればっかり考えて、一緒懸命に仕事して、少しいい食材を買って量を減らす晩ごはんにしようか、そんなことを考えたりしました。それから、この頃左手で食べる練習をしているから、それもダイエットに役立つかも、とか。どうかな?

とんかつ・執着・回転焼

水曜日。RCと、山手線の駅のホーム、先頭車両で待ち合わせます。車両点検があったらしくホームは大混雑。それでも先頭車両待ち合わせだから、たくさんのひとの中からRCを見つけて出会うことができました。タイで買ったお土産をやっと渡せた、魚釣りネットで作られた巾着。RCが誘ってくれた原美術館、どうせ最寄りの品川駅に行くなら前にTPと行った大森駅とんかつ屋、丸一に行こうと提案してくれてキャッと喜ぶものの、そこは水曜定休。あきらめきれず検索して蒲田駅の支店?暖簾分けしたお店に行くことにしました。RCの旦那さんが無類のとんかつ好きということも関係しているでしょうか、それにしても、一緒に「きっとおいしいだろうとんかつ」を食べに行けるだなんてうれしい。私が自分で散髪した髪を見ても、久しぶりに短いのもいいね、と言ってくれるRCです。そう?ヨカッタ、自分で切ったと。我慢できんやったちゃろ?そう、我慢できんやった。絶対に自分で切ったらいかん、我慢するこを学んだ、そう、私もわかっています、自分で髪の毛を切ったら、伸びてきたときが最悪だから!

f:id:monna8888:20190327112836j:plain

1時間ほど並んで入ったとんかつ屋さんは、やっぱり、とても氣さくで、揚げ油のいい匂いがしていて、清潔で、お肉はジューシーで、カウンターに座る誰もがしあわせそうな顔をしていて、ここのランチを食べることを楽しみにきていて、付け合わせのキャベツも甘くて白ごはんも完璧な炊き方で、何より、塩を振って食べるととんかつが3倍増しに味わい深くなる、店に入るのを待っている間も、入ってからもただただ楽しい時間。やっぱり丸一最高だ。(そもそもとんかつってどこで食べたっておいしいのに、そのなかでも人生に食い込んでくるおいしさ、丸一)

RC家では鯛焼き器を2つ買って鯛焼き修行をしていること、私はおしごとの会議でふとぼーっとしていて私の発表の番なのに名前を何度か呼ばれてからやっとハッとして「すみません、ぼーっとしてました」と言ったらみんながわーっと笑ってくれたこと、あれやこれやをお喋りし続けます。

f:id:monna8888:20190327114753j:plain

はー、ごはん少なめって言ってヨカッタね、おいしかったね、今日はヒレやったけど、また来たらロースも頼んでみたいね、とか言って品川駅まで戻ります。はっ、そもそもの目的は美術館やった、すっかり忘れとった。

f:id:monna8888:20190327130011j:plain

蒲田から品川。RCが見つけてくれた作家は、ソフィ・カルさんというフランスの女性アーティスト、自分が子どもの頃から好きだったひとに別れを告げられたその悲しみを、アートに昇華させているよう。わくわく。

f:id:monna8888:20190327143623j:plain

いい展示だった。毎日毎日、別れを告げられた瞬間のことを、その部屋を再現してまで、そのことに関する自分の思いを毎日、何日め、何日めと、回復した、いえ自分で飽きたと思えるまで、綴った同じ日のフラれた瞬間のことを、日本語訳をミシンで刺繍にしてまで、だんだんと色や氣配が変わるまでを作品にしてくれた、執着心を作品にすることの執着心に、来てよかったと思います。原美術館裏の遊歩道では、平成が新しい元号に変わるからと、これまでの元号を提灯に書いてくれていました。平成って、本当に平成って感じの数十年だったな。

f:id:monna8888:20190327150640j:plain

お喋りは止まらず、品川駅の南側、RCが去年、共通の友人Tちゃんと終電が心配になるほど話し込んだというビル街、コーヒーを買ってビル内の共用テーブルでお喋りを続けます。

f:id:monna8888:20190327173124j:plain

今日は風が強くて、午後からは暖かくて。新宿駅まで山手線に乗って、また京王デパートで回転焼を買って帰ります。帰り道、私もRCも出会ったときからずっと、基本的に世の中を良く思おう、悪いのは相手じゃない、自分だと自分を責める傾向にあったから、こじらせちゃったところがあるなということ。だからもう、こじらせるのは止めるでしょう。好き勝手にやるでしょう。それぞれに、全力で。

f:id:monna8888:20190327095001j:plain

家に帰ると母から留守電&メール「 今日庭でヘンテコな🕷️を見つけて、保健所に持って行きました😁調べて頂きました😁毒グモでは無いそうです‼️👋よ」私はRCも母も元氣で、のびのびやってくれていてうれしい。平日の定休日は、やっぱりうれしい貴重ないちにちです。